トラネキサム酸服用でアトピーはどうなるの?

トラネキサム酸はアトピーに対してどんな効果がある?

アトピーに悩んで病院で診察を受けた際、いくつかの薬を処方されるはずですが、その中にトラネキサム酸(薬品名:トランサミン)が入っていることも多いはずです。

 

トラネキサム酸の基本的な効能は出血を抑えるというものですが、アトピーに対しても効果を発揮します。どのような効果があるのかというと大きく分けて下の2つになります。

 

湿疹・かゆみ


トラネキサム酸は出血を抑えるだけではなく湿疹・かゆみといった症状を抑える効果も持っており、それにはプラスミンという物質が大きく関わってきます。

 

アトピーとは関係ないので、簡単に説明します。体内の血液の固まりやすさはフィブリンとプラスミンの2つの物質の働きでバランスが取れています。フィブリンが働くと血は固まりやすくなり、プラスミンが働くと血は固まりづらくなります。トラネキサム酸はこのうち、プラスミンの働きを邪魔することで血を固まりやすくしているのです。

 

このプラスミンですが、実は血液の固まりやすさに関連しているだけでなく、アレルギーを引き起こす物質でもあるのです。トラネキサム酸はアレルギーの原因となるプラスミンの働きを弱めることでアレルギー症状を抑えることができます。

 

色素沈着


アトピーがかゆくてついつい掻きすぎてしまったという経験のある方も多いでしょう。掻いた場所が黒ずんでしまうのは悩みの種ですが、そういった色素沈着にもトラネキサム酸は効果があります。

 

皮膚の入れ替わりと色素沈着のしくみ

皮膚は常に一定周期で新陳代謝し入れ替わっています。これを皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)と呼び、その周期は28日~56日程度です。

 

つまり、肌は2か月程度で丸々入れ替わります。そうなると「ほくろとかしみの色素沈着は2か月でなくなるんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。しかし、実際にはなくならずに残りつづけます。その理由はなんなのでしょうか?

 

皮膚の黒ずみにはメラノサイトという色素細胞の働きが大きく関わってきます。皮膚が入れ替わったところで、再びこのメラノサイトが黒ずみの原因となるメラニンを分泌してしまえば結局また黒ずみはできてしまうのです。

 

トラネキサム酸はこのメラノサイトが黒ずみの原因物質メラニンを分泌するのを抑え込むことができます。黒ずみの生産を抑え、肌が生まれ変わるのを待つという流れです。

 

既に説明しているように肌が生まれ変わるには最長で2か月程度の期間がかかります。トラネキサム酸は直接黒ずみを退治するわけではありませんので、効くまでの期間はターンオーバーの間隔に左右される訳です。

 

2,3日飲んで「この薬は効かない!」などと早とちりはせずに2か月程度は様子を見るようにしましょう。

 

 

トラネキサム酸はアトピーの原因そのものを根治するような薬品ではありません。しかし、アトピー症状が出るのを抑えたり、患部を掻いてしまったためにできた黒ずみなどの色素沈着を治療する効果があります。

 

風邪を引いた時に出される、咳止めや解熱剤も症状を抑えるもので、風邪そのもの治すものではありません。それと同じようなものと考えるといいでしょう。

 

トラネキサム酸の副作用について

トラネキサム酸は薬の中でもかなり副作用の少ない部類のものです。しかし、薬である以上まったく副作用が出ないという訳ではありません。

 

事前にこんな副作用があるとわかっていればパニックになることもなく、落ち着いて対応ができるでしょう。そこでこんな副作用があるというのを学んでおきましょう。

 

トラネキサム酸に対するアレルギー症状

発生確率は0.1%未満で最も少ない副作用です。しかし、最も警戒しなければならない副作用でもあります。

 

そばアレルギーや小麦アレルギーといったような食べ物のアレルギーはよく話に聞くと思いますが、薬にもアレルギーはあります。アレルギーはどんな薬にもありますので、副作用の強さには関係なく注意が必要です。その症状は軽いものでは薬疹、いわゆる薬が原因による湿疹程度ですが、重いものでは呼吸困難など命に関わるものがあります。

 

もしも、トラネキサム酸を飲み始めた後で、痒みが酷くなったとしたら「アトピーの症状がちょっと強くなっているだけだから大丈夫」と楽観視するのは危険です。「もしかしたらアレルギー症状の薬疹かもしれない」という可能性を考慮してください。薬によるアレルギーとアトピーの症状は見分けがつきづらいです。

 

そして、薬疹以外の薬のアレルギー症状には以下の様なものがあります。

・高熱
・目の充血
・まぶたの晴れ
・のどの痛み
・唇や陰部のただれ
・排尿や排便時に痛みを感じる
・黄疸
・息切れ

これらの症状が出た場合は薬のアレルギーの可能性がとても高いので服用を中止して、医師の診断を受けて下さい。

 

また、アレルギー症状は初回よりも2回目以降の方が症状が重い傾向にあります。今回が軽いアレルギー症状だったとしても、以後トラネキサム酸は服用禁止とということは忘れないようにして下さい。

 

消化器系の不調

発生する確率は0.1%~1%未満と言われており、トラネキサム酸では1番多い副作用です。

 

  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 胸やけ

 

といったものが現れます。決して命に関わる症状でありませんが、重い様であればつらくて我慢できないでしょう。

 

症状が出た場合は医師にすぐに相談するようにしましょう。

 

眠気

文字通り眠くなるという副作用で発生確率は0.1%未満とかなり少なくなっています。

 

寝る前に服用するのであれば何も問題はありません。しかし、車や機械の運転中に眠気が出てしまうようであればとても危険です。そこで、眠気の副作用が出るようであれば、服用量や服用タイミングを調整するようにしましょう。

 

例えば、1000mgを1日3回服用するのであれば、朝250mg、昼250mg、夜500mg飲むといった形で、夜飲む量を多めに調整します。

 

そのような対策を行っても強い眠気が日中に出てしまうようであれば、一旦服用を止めてすぐに医師に相談しましょう。

 

トラネキサム酸の血栓リスク

トラネキサム酸は止血効果を持った薬、つまり血が固まりやすくなる薬です。血栓があったり、高血圧の人は血管が詰まってしまうリスクがありますので、服用前にあらかじめ医師に相談しましょう。

 

トラネキサム酸がどんな薬か紹介


トラネキサム酸はアトピーやシミや肝斑に効く美容効果のある薬品として認知されています。他にもアトピーの症状やのどの痛みを抑えるために風邪薬と一緒に処方される場合があります。その他にもトラネキサム酸は止血効果がありますので、止血や白血病治療などにも使われます。

 

アトピー以外にも多岐に渡る用途を持っているトラネキサム酸ですが、昨今では前述の美白効果が最も注目されています。美白を妨げるシミの原因は「色素沈着」です。アトピーなどによる色素沈着はメラニンによって引き起こされるのですが、このメラニンはプロスタグランジンという物質と大きなかかわりがあります。プロスタグランジンの発生を抑え、その結果メラニンの増加を抑える効果がトラネキサム酸にはあります。

 

ですから、トラネキサム酸はアトピーによるシミや肝斑を消して美白をもたらす効果があります。トラネキサム酸の効果をより増加させるにはビタミンCを併せて摂ると効き目がより一層高くなるでしょう。また、トランサミンはヘルペスや花粉症、アトピー性皮膚炎といったアレルギー症状や、膀胱炎にも効果を発揮します。

 
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